ワックスペーパー(ロウ引き紙)の作り方 | ペーパーアイテムをおしゃれに加工!

自宅で簡単!ワックスペーパーの作り方

この記事はこんな方におすすめ

  • ワックスペーパー(ロウ引き紙)を手作りしたい方
  • ペーパーアイテムをおしゃれにしたい方

透け感のあるワックスペーパーやトレーシングペーパー。

使うだけで一気におしゃれになるので、結婚式DIYでよく使用されていますよね。

でも、使用する際に困るのが印刷の方法。

ワックスペーパーには直接印刷できませんし、トレーシングペーパーへの印刷も、自宅にプリンターがないと難しく、困っている方も多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめなのが、ワックスペーパー(ロウ引き紙)を手作りする方法です。

無地の紙だけでなく、印刷した紙もワックスペーパーにすることができるので、結婚式DIYの幅が広がりおすすめです。

材料があれば、1時間かからず作成できますので、是非チャレンジしてくださいね。

目次

そもそもワックスペーパー(ロウ引き紙)とは?

ワックスペーパー(ロウ引き紙)とは、紙の表面に薄いロウを塗布し、塗布したロウを熱でしみこませる加工を施した紙のことです。

この加工のことを「ロウ引き」と言います。

ロウ引きすると、紙の防水性や耐久性が高まるだけでなく、紙に透明感がうまれ、しっとりとした質感に変わります。

上の写真は、色画用紙をロウ引きしたワックスペーパーを使ったゲストブックです。

ワックスペーパーの下のイラストや文字が透けているのがわかると思います。

透明感があり、しっとりとした質感のワックスペーパーは、結婚式DIYにピッタリですよね。

それでは早速、ワックスペーパーの作り方を見ていきましょう。

準備するもの

準備するものはたったの7つです。

1. 新聞紙

2. アイロン

3. クッキングシート

4. ロウソク

今回は、長さ約14.2cm、太さ約1.1cmのものを使用しました。

5. ロウ引き加工を施したい紙

ポイント:

  • 印刷したい場合は、先に印刷をしてからロウ引きを行う
  • ワックスペーパーで封筒を作りたい場合は、先に封筒を組み立ててからロウ引きを行う
  • ワックスペーパーに文字を記入したい場合は、先に記入してからロウ引きを行う

6. 紙コップ

削ったロウソクを入れるのに使用します。紙コップでなくても、ロウソクを入れることができたらOK!

7. カッター

ワックスペーパーの作り方

ワックスペーパーは、たったの5ステップで完成します。

  1. ロウソクを削る
  2. クッキングシートをカットする
  3. 削ったロウソクを紙の上にのせる
  4. アイロンで熱を加える
  5. 完成

ロウソクを削る

まずは、カッターを使ってロウソクを削ります。

ロウソクとカッターをそれぞれ斜めに持ち、下に向かって薄く削っていきます。

削る際にロウソクを左右に動かしながら削ると、簡単に削ることができます。

ロウソクが削れたら、カッターの先端を使って、削ったロウソクを更に細かくしていきましょう。

このくらいの大きさまで細かくしておくと、スムーズにロウ引きすることができます。

クッキングシートをカットする

クッキングシートを、ロウ引きしたい紙の大きさに合わせてカットします。

クッキングシートを2つ折りにした際、ロウ引きする紙を覆うことができるようにカットしてくださいね。

削ったロウソクを紙の上にのせる

クッキングシートの上に、ロウ引きをする紙をのせます。

紙の上に、削ったロウソクをのせていきます。

ポイント:

  • 用紙の端の方に、削ったロウソクを薄くのせる
    一度に沢山のせないことが、うまくロウ引きをするコツです。

アイロンで熱を加える

クッキングシートで、削ったロウソクとロウ引き用の紙を覆います。

アイロンの温度を必ず「低」に設定し、クッキングシートの上からアイロンをかけます。

ポイント:

  • アイロンをあてたら、動かさず2〜3秒待つ。
  • 2〜3秒でロウソクが溶けるので、溶け始めたら、溶けたロウソクを紙に伸ばすようにアイロンをかける。

ロウソクが溶けて紙に染み込んだら、用紙を覆っているクッキングシートを外します。

ロウが染み込んでいない部分に、先ほどと同じように削ったロウソクをのせ、アイロンの熱を当てます。

この作業を繰り返し、用紙全体にロウが染み込んだら完成です。

色むらができた場合

色むらができた場合は、色むらができた部分にロウを少しだけのせ、アイロンの熱を加えます。

ロウが多すぎた場合

ロウが多すぎた場合は、ロウ引きした紙を新聞紙やキッチンペーパーで覆い、上から少しずつアイロンをかけ、ロウを新聞紙やキッチンペーパーに移します。

完成

用紙全体にロウが浸透し、色むらもなくなったら完成です!

ロウ引き前と後では、紙の雰囲気も全然違いますね。

ワックスペーパー(ロウ引き紙)の使い方

完成したワックスペーパーは、様々な結婚式アイテムに使うことができます。

例えばこちらは、冒頭で紹介したゲストブック(芳名帳)です。

ロウ引きした色画用紙を使用しています。

うっすらと表紙のイラストや文字が透けていて、ワックスペーパーを使うだけでおしゃれになりますね。

こちらのゲストブックは、スマホ1台で作成できます。下記もぜひ参考にしてみてくださいね。

ゲストブックの他にも、ワックスペーパーは次のような結婚式アイテムに活用できます。

  • お車代の封筒や封筒の飾り
  • 席札やプチギフトのメッセージカードの飾り
  • 席次表の飾り 等

まとめ

いかがでしたか?

思ったより簡単だったのではないでしょうか?

ロウ引きをすれば、少しの手間でおしゃれな紙に加工することができます。

活用できるアイテムも様々なので、ワックスペーパーを手作りして、ぜひ結婚式DIYに取り入れてみてくださいね。


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