結婚式のゲストに送る招待状。
昔は紙の招待状が一般的でしたが、最近はウェブの招待状を使う方も多いですよね。
2つのうち、どちらにすべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、紙招待状・ウェブ招待状の両方を利用した私が、それぞれのメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。
招待状の送り方を決める際の参考にしてくださいね。
紙招待状とウェブ招待状とは?
本題に入る前に、紙招待状とウェブ招待状とは、どのようなものなのでしょうか。
紙招待状
紙招待状とは、新郎新婦からゲスト宛に郵便で送る招待状のことです。
紙の招待状を送る際は、招待状本状を含め、下記の5点が必要になります。
1. 封筒
2. 招待状本状
3. 返信用ハガキ
4. 会場案内図
5. 付箋(挙式案内状、祝辞等の依頼)
ウェブ招待状
ウェブ招待状とは、スマホ1つで招待状の制作、送付、出欠管理が出来るウェブサイトを用いた招待状のことです。
アプリで作成する場合もあります。
普段用いているLINEやメールなどで、ゲストに招待状を送ることができます。
紙招待状vsWEB招待状 メリット・デメリットまとめ
続いて、紙招待状、ウェブ招待状のメリット、デメリットについてみていきましょう。
それぞれの長所と短所はこちらです!
種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
紙招待状 | ・フォーマルな印象を与えることができる ・年配の方から若い方まで、全てのゲストに馴染みがある ・返信用ハガキのメッセージが思い出になる | ・宛名を記載するのに時間と手間がかかる ・出欠管理が大変 |
ウェブ 招待状 | ・スマホ1つで簡単に制作、送信、出欠管理ができる ・ゲスト側の返信も簡単 ・普段やりとりしているSNSやメールで簡単に送れる | ・カジュアルな印象があり、人によって受ける印象が異なる ・ウェブ招待状の操作が苦手な人もいる |
紙招待状は、フォーマルな印象を与えたい方に、ウェブ招待状は手軽さを重視したい方におすすめです。
それでは、紙招待状、ウェブ招待状のメリット、デメリットを詳しくみていきましょう。
紙招待状のメリット
紙招待状のメリットは下記の3点です。
・フォーマルな印象を与えることができる
・年配の方から若い方まで、全てのゲストに馴染みがある
・返信用ハガキのメッセージが思い出になる
フォーマルな印象を与えることができる
普段の郵便ではあまり使用されない高級紙が使われていたり、オシャレな装飾が施されていたりする招待状が多いので、特別感を演出することができます。
また、昔から使われている形式なので、フォーマルな印象を与えることができます。
年配の方から若い方まで、全てのゲストに馴染みがある
昔は紙の招待状が一般的でした。最近はウェブ招待状もよく使用されていますが、紙の招待状を使っている方もまだまだいらっしゃいます。
紙の招待状は、年配の方から若い方まで、全てのゲストに馴染みがあると言えるでしょう。
返信用ハガキのメッセージが思い出になる
ゲストに送ってもらう返信用ハガキにメッセージ欄を準備していれば、ゲストが手書きでメッセージを書いてくれます。
ゲストからの手書きのお祝いメッセージは、結婚式の思い出の1つとして手元に残すことができ、記念になりますね。
紙招待状のデメリット
それでは、紙招待状にはどのようなデメリットがあるのでしょうか? デメリットは次の2点です。
・宛名を記載するのに時間と手間がかかる
・出欠管理が大変
宛名を記載するのに時間と手間がかかる
ゲストに招待状を送るには、住所・正しい漢字の確認をゲストにする必要があります。
また宛名を手書きする場合は、住所や漢字を誤らないよう、下書きと清書が必要です。
紙の招待状では、この宛名書きが1番大変で、時間がかかりました。
ちなみに、私たちは、返信用ハガキに記載する新郎新婦の住所と名前は印刷にしました。
こちらも手書きする場合は、招待状封筒に加えて、返信用ハガキに宛名の記載が必要になりますので、宛名書きに更に時間がかかるでしょう。
出欠管理が大変
返信用ハガキを受け取ったら、ゲストのお名前、住所、参加可否を管理する必要があります。
ウェブ招待状の場合は、自動で保存してくれますが、紙の場合は、自分でエクセルで入力し、管理する等の対応が必要になり、少し大変です。
ウェブ招待状のメリット
次に、ウェブ招待状のメリットについて見ていきましょう。
メリットは次の3点です。
・スマホ1つで簡単に制作、送信、出欠管理ができる
・ゲスト側の返信も簡単
・普段やりとりしているSNSやメールで簡単に送れる
スマホ1つで簡単に制作、送信、出欠管理ができる
ウェブ招待状なら、サービスサイトやアプリからデザインを選んで、写真や挙式情報を追加するだけで招待状が完成するので、短時間で作成することができます。
また、送付の際は、URLを送るだけでよいので、ゲストへの案内も簡単です。
ゲストが入力した情報は、自動でサイトやアプリに登録されるので、出欠管理の手間もかかりません。
ゲスト側の返信も簡単
新郎新婦から共有されたサイトを開き、必要情報を入力するだけで返信が完了するので、3分程度で簡単に返信ができ、ゲスト側の負担も減らすことができます。
普段やりとりしているSNSやメールで簡単に送れる
作成したサイトのURLを共有するだけで招待状が送れるので、普段ゲストとやりとりしている媒体で、簡単に招待状の送付ができます。
ウェブ招待状のデメリット
では、ウェブ招待状にはどのようなデメリットがあるのでしょうか?
デメリットは次の2点です。
・カジュアルな印象があり、人によって受ける印象が異なる
・ウェブ招待状の操作が苦手な人もいる
カジュアルな印象があり、人によって受ける印象が異なる
スマホ1つで簡単に送信、返信できるので、紙招待状に比べてカジュアルな印象になります。
決してマナー違反ではないのですが、馴染みのない方には失礼だと思われてしまう可能性があります。
ウェブ招待状の操作が苦手な人もいる
普段スマホを利用しない方にとっては、ウェブ招待状の操作や情報の入力が難しい場合があります。
まとめ
いかがでしたか?
紙招待状、ウェブ招待状、それぞれ特徴が異なりますよね。
もし、友人にはウェブ招待状がいいけど、親戚や職場には紙招待状がいいという場合は、両方使うのがおすすめですよ。
それぞれの良い点、悪い点を考慮に入れて、ふたりにとってベストな招待状を決めてくださいね。