この記事はこんな方におすすめ
- アクリル板を自分でカットしたい方
- 好みのサイズのアクリル板が見つからない方
アクリル板を好みのサイズにしたい場合、手軽なのが自分でカットする方法です。
3mm程度の厚みであれば、プラスチックカッターを用いて簡単に切ることができますよ。
ちなみに、5mm程度でも切れますが、アクリル板が大きいと切るのが大変なので注意してください。
今回は、アクリル板を自分でカットしたい方に向けて、アクリル板の切り方を写真付きで紹介します。
準備するもの
アクリル板を切るために必要なものは、全部で5つです。
- カットしたいアクリル板
- プラスチックカッター(アクリサンデー アクリサンデーカッター 131254 ABSを使用)
- 紙やすり
- 保護グローブ
私は使用していませんが、あると安心です - 金属製の定規
作業台がない方は、大きめの木の板も準備しましょう。
プラスチックカッターを使う際、下に敷くために使います。
アクリル板を切る際、これくらいボロボロになってしまうので、不要な板がおすすめです。
アクリル板の切り方
カットする位置を決める
まず、アクリル板のカット位置を決めます。
カット位置に沿ってアクリル板に溝を作る
定規を固定しながら、定規に沿ってプラスチックカッターを動かし、アクリル板に溝を作っていきます。
定規を固定するのが難しい場合は、プランク等で固定しましょう。
上側から下側に向かって、プラスチックカッターをアクリル板の表面に滑らせていくイメージで、溝を作ります。
※手を切らないように注意しましょう!
ちなみに、プラスチックカッターは矢印の部分が刃になります。刃を下にして溝を作りましょう。
アクリル板に溝を作っていく際は、力は強めに入れてプラスチックカッターを動かすようにしてください。
アクリル板に溝ができたら、その溝をさらに深くしていきます。
先ほどと同じ要領で、プラスチックカッターを用いて溝を深くしていきましょう。
アクリル板の表面をプラスチックカッターで削る作業を繰り返します。
アクリル板の3分の1〜2分の1の深さまで溝ができたら、OKです。
私はいつも2分の1の深さまで溝を作るようにしています。
注意点
カッターでアクリル板の表面を削ると、アクリルのクズが出ます。
細かいクズですが、目に入ると危険なので注意してくださいね。
絶対に目を擦らないようにしましょう。
アクリル板の端にも溝を作る
プラスチックカッターでアクリル板に溝を作る際、カッターの入れ始め部分は溝を作るのが難しいです。
他の部分は溝が深くできていても、入れ始めの部分は溝ができていないことがあるので、忘れずに溝を作りましょう。
この写真だと、上の端だけ溝がうまく作れていないのが分かると思います。
この部分にもきちんと溝を作るようにしましょう。
アクリル板を切り込みに沿って折る
アクリル板に溝ができたら、溝がある面を上にし、溝に沿ってアクリル板を折ります。
アクリル板を折ってカットした際、断面が尖っていたりして危険な場合があるので、扱いに注意してくださいね。
断面をヤスリで整える
アクリル板を折ってカットすると、断面が尖ってしまったり、ガタガタになってしまう場合があります。
その場合はヤスリで断面を整えます。
完成
断面が綺麗にできたら、アクリル板のカットは完成です!
まとめ
いかがでしたか?
思ったより簡単だったのではないでしょうか?
特に小さいサイズは簡単に切ることができますので、アクリル板をカットしたい方は、一度挑戦してくださいね。
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